蟻通神社ブログ
陸軍 明野飛行学校 佐野分教所
<産経新聞さんの記事>
陸軍明野飛行学校佐野分教所は、陸軍が広大な田畑やため池用地などを強制買収して、昭和18年より建設にかかり、終戦直前に完成したものです。
このブログでも何度かご紹介してきましたが、蟻通神社はこの飛行場の建設によって、強制移転を余儀なくされ、現在地に遷座致しました。
先日、インターネットでいろいろ検索をしていましたら、偶然、この飛行場の建設にまつわる産経新聞さんのページを見つけました。 当時のことをご存じの方が、少なくなってきましたので、貴重な資料だと思いました。特集記事でした。
大阪の20世紀(10) 産経新聞 アーカイブ 1999年5月9日 です。
詳細な内容で、当時の様子がよくわかります。ご興味のある方は、検索なさってみてください。
郷土・長滝のお話 蟻通神社の権禰宜 2011年11月28日
マンガのお話
<家業の跡取り息子のお話>
前回、ブログを投稿してから3週間以上サボってしまいました。
今日は、今まであまり目にしたことがない宗教の聖職者をテーマにしたマンガをご紹介します。 読売新聞夕刊やpenという雑誌にピックアップされていたのを見て、早速購入して読みました。題名は、「さんすくみ」で、小学館から発行されています。内容は、神社、お寺、キリスト教の教会の後継ぎの青年3人が繰り広げる、さわやか青春物語です。
読んでいて、「うん、そうそう」と、思わず言ってしまいそうな場面がたくさんあって、作者の方は、現場の事をよく知ってはるなーと感心しました。現実にはどの世界も、もっともっと大変なことがあるのだと思いますが、今まで知らなかったお寺や教会のことも書かれていて、興味深く読みました。
私自身も家業を継いで今に至っているのですが、小さい頃から 「お前が継ぐんやで」 と言われ続けてきたため、学生の頃は、すんなり 「はい」 といえない時もありました。先日、学生時代の拡大クラス会があって、懐かしいメンバーと楽しい時を過ごしました。
近況報告で、「実は、神社の娘で後を継いでいます。」 と言ったら、友人たちがとても応援してくれ、前向きに励ましてくれたのです。私自身は、まだまだ修行中という感じで、自信を持てない時の方が多いので、皆の温かい気持ちが大変嬉しくありがたかったです。
頑張ろうというエネルギーが湧いてきて、久しぶりにブログを更新することができました。大人になっても、褒められたり、応援してくれると嬉しくてやる気が出るし、非難されるとへこんで落ち込むので、子どもはもっとそうだなーと改めて思いました。子どもをあまり褒めずに育てた私は、反省を致しました。
参考資料:「さんすくみ」「読経しちゃうぞ!」 絹田 村子著(小学館)
「pen」 :阪急コミュニケーションズ
「読売新聞夕刊」
お宮の四方山話 蟻通神社の権禰宜 2011年11月27日
長滝中ノ番のだんじり昇魂式
<今日、泉佐野市長滝中ノ番のだんじりが修理に出されました。>
11月3日(木)、長滝中ノ番のだんじりが30数年ぶりに修理のため、長滝を離れて行きました。中ノ番地車小屋の前での昇魂式の後、町内の皆様に曳かれてトレーラーの荷台に載せられました。めったに見ることができない、貴重な場面を見せて頂いて感動しました。きれいになって、長滝に帰ってくるのが楽しみですね。これまでご尽力なさってこられた皆様、大変お疲れ様でした。
今日は屋根を一番下まで下げているそうです。
泉佐野市指定文化財となっています。 作られてから、来年で150年となります。
横破風の部分です。
トレーラーがお待ちでした。
ワイヤーで曳かれています。
見事にトレーラの荷台に載りました。すごい技術です。なかなか見ることができない風景をみせて頂いて、関係者の皆さまありがとうございました。
神社だより 蟻通神社の権禰宜 2011年11月03日