蟻通神社ブログ
人生のおまつり・七五三とは?
<七五三・・・・・大人の準備が始まります>
三歳の男女児、五歳の男児、七歳の女児は晴れ着を着て、家族そろって神社にお参りし、これまでの子どもの成長を感謝し、お祈りします。七五三は、この年頃の子どもの年祝いをする古くからの風習に由来するもので、三歳の「髪置」、五歳の「袴着」、七歳の「帯解」の祝いがありました。
「髪置」は、男女児ともに行われた儀式で、それまで剃っていた髪を伸ばし整え始めたとされます。男児の五歳は「袴着」といい、袴を着け始めたことに由来します。
七歳の女児は「帯解」といい、それまで付け紐で着ていた着物から帯でしめる着物にかえました。
子どもの成長を社会的に認知するためにおこなわれてきた通過儀礼を起源としています。
よく「七つまでは神の子」といいますが、この時から一人前の人格として扱われるようになったのです。
江戸時代中ごろから商業の発達による影響もあり、都市部において現在のような華やかな風習となりました。
七・五・三という歳の数については、これが縁起の良い陽数であることに結び付いたものであり、また11月15日の日取りについては、元和元年(1681)のこの日に、五代将軍徳川綱吉の子息の髪置祝いが行われたことを前例にするとも伝えられ、暦学の上でも吉日に当たるそうです。
参考文献:神社本庁「神さまと暮らす」より
お宮の四方山話 蟻通神社の権禰宜 2010年10月14日
<秋の七草。ご存じですか?>
〔少し遅いですが、秋の七草の覚え方〕
※ 春の七草は、食用となるものですが、秋の七草はおもに観賞用の花です。
お花の師匠に、覚え方を教えて頂きました。
「 お好きな服は 」 というのだそうです。
お・・・女郎花(おみなえし)
す・・・芒(すすき)
き・・・桔梗(ききょう)
な・・・撫子(なでしこ)
ふ・・・藤袴(ふじばかま)
く ・・・葛(くず)
は・・・萩(はぎ)
神社の境内にも萩を植えているのですが、秋の花は、日本を感じさせる風情がありますね。万葉集や、枕草子などにも上げられているそうです。
お宮の四方山話 蟻通神社の権禰宜 2010年10月14日
<泉佐野市長滝中、東、西のだんじり宮入の写真。蟻通神社例大祭でした。>
郷土・長滝のお話 蟻通神社の権禰宜 2010年10月10日
今日は、宵宮でした。
今日は、朝からずっと雨が降りました。肌寒い雨の中、朝早くからだんじり曳行にご参加された皆様、本当にお疲れ様でした。明日は、雨が上がってくれるといいのですが。巫女神楽が能舞台で、十時半からと、長滝三町のだんじりの宮入が十一時頃から行われる予定です。どうぞ神社にご観覧においで下さい。
神社だより 蟻通神社の権禰宜 2010年10月09日
明日は、いいよいよ秋祭りです。
<祭礼の日の食べ物>
明日は、いよいよだんじり祭りですね。お天気が悪いようなので、少し残念です。
長滝の秋祭りには、どんなご馳走を食べますか?
私の家では、昔、母がエソという魚でデンブを作り、それで押しずしにしていました。 ジャコエビでするお家も多いですね。
エソをカンテキで焼いて、身をほぐすのが、私たち子どもの頃の役目でした。
骨の多い魚で面倒だなと思いながら手伝っていたのですが、
母が作ってくれた押しずしは、美味しかったなと、懐かしく思い出します。
最近は、美味しいものが世間にいっぱいあるので、手づくりのご馳走作るお家は、
少な いかもしれないですね。
神社だより 蟻通神社の権禰宜 2010年10月08日