<伊勢の神宮> 伊勢神宮は日本人の心のふるさとといわれます。正式名称は、「神宮」といいます。それは、もっとも尊いお宮だからです。宇治の五十鈴川の川上にある皇大神宮(内宮)と山田原にある豊受大神宮(下宮)の両大神宮を中心として、14所の別宮、43所の摂社、24の末社、42所の所管社があります。
「神宮」はこれら125の宮社の総称でもあります。お伊勢まいりの順序は、外宮から内宮へというのが正式で、天皇陛下や皇族方のおまいりも外宮が先です。
「外宮」・・・天照大神(あまてらすおおみかみ)のお食事を司る神の豊受大神(とようけおおみかみ)をおまつりしています。内宮創建から500年後に山田原(やまだのはら)に迎えられました。衣食住をはじめ、あらゆる産業の守り神です。
「内宮」・・・皇室のご祖神の天照大御神をおまつりする、わが国で最も尊いお宮です。五十鈴川の川上に千古の森に囲まれて、2000年の時を超えて古代のたたずまいを今日に伝えています。
「第62回式年遷宮」・・・平成25年には、遷御の儀が予定されています。式年遷宮とは、20年に一度新しい神殿を造営し、御装束・神宝をととのえ、大御神様におうつり願う儀式です。この制度は、天武天皇のご発意により、次の持統天皇の御代から、国家最大の重儀として1300年にわたり続けられています。大御神の新しい御光をいただいて、国も人も共に若々しくありたいと願う永遠の発展への祈りがこめられています。長い歴史と伝統のある極めて重要な祭儀であります。 蟻通神社の氏子崇敬者の皆様からも第62回式年遷宮にたくさんのご奉賛を頂戴いたしまして、ありがとうございました。皆様もぜひ、神宮にご参拝にいらしてみて下さい。
写真撮影の ご許可を頂いたものをご紹介いたします。
近鉄特急で伊勢市到着
最初に外宮におまいり致しました。
手水舎で心身のお清めを
外宮の御正殿
ここからは、内宮です。
平成21年に掛け替わったばかりの宇治橋
大正天皇御手植の立派な松がある神苑
五十鈴川御手洗場
樹齢何百年と思われる大きな木々がいっぱい
内宮の御正宮(大勢のご参拝の方々) 一般参宮は、白絹の御幌の前で心静かにお参りします。
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お宮の四方山話 蟻通神社の権禰宜 2011年03月06日 |
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