<清少納言の 「枕草子」 に記載されています。>
平安時代の大変有名な随筆、清少納言の「枕草子」にも蟻通神社のエピソードが書かれています。 当時、孝行息子の中将が、老人を捨てる法律がありましたが、ひそかに家に匿って親孝行をしていました。
ある時、唐の国から難問をつきつけられ、日本の知恵を試されました。 その難問とは3つありました。 1.七曲のホラ貝に糸を通すこと
2.根と末が同じ太さの棒の、根と末を見分ける方法
3.蛇の雌雄を見分ける方法でした。
中将は、匿っている父に聞き、見事にこの難問を解き、時の帝から、老人を捨てる法律は、やめる様にしてもらった。
後に孝養の深い中将と智恵のある両親は、親孝行と長寿と知恵の神様として、蟻通神社に祀られました。
現在、拝殿の東側にある智恵神社にご分霊をお祀りさせて頂いております。 |