<境内の杜に椎の木があります。> 現在は、かなり大きな木になっています。スダジイという種類で、その実は、食べられるのです。 殻をむいて炒ると、ピーナッツのような味がして、美味しいです。時々、参拝の方が拾っていらっしゃいます。(でも、ピーナッツアレルギーの方は、ご注意ください。) ドングリのなる木々は、温帯地方に広く分布していて遠い昔から人間や動物に食料だけでなく、森や雑木林や里山を作り、豊かな恵みをもたらしてきたそうです。 縄文人もドングリを食べていたことが、各地の遺跡などからわかるそうです。現在人は、ドングリを食べる必要はなくなりましたが、この先も、自然を大切にし(落ち葉の掃除がなかなか行き届きませんが)、自然と調和していきたいなと思います。
神社の椎の木
スダジイの実。小さなドングリです。
殻をむいた実。ピーナッツにそっくりです。 |
お宮の四方山話 蟻通神社の権禰宜 2010年11月19日 |
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