<第3回 能楽体験講座がありました> 今年で、3回目となりました。観世流能楽師山中先生ご夫妻と大倉流小鼓方上田先生による楽しい講座でした。午前中は、こどもさん対象、午後は、大人の方対象に能の魅力を分かりやすく、能に親しみを持つ体験講座を開かせていただきました。 子どもさんの講座では、紙で能面を作ったり、実際の能面を付けて歩く体験をしたり、小鼓の体験などをしていただきました。どの方もきらきらした目をして、とても興味深く、熱心に受けて下さる姿が印象的でした。子どもさんが楽しんでくれると、こちらも嬉しい気持ちになりました。 5月3日に泉佐野市本町の旧新川家住宅において、第7回ろうそく能「葵上」の公演がありますが、その演目の解説や、装束の着付け、小鼓演奏と謡をご披露してくださいました。 当日のろうそく能が楽しみです。 今日の講座の最後に、「蟻通」の謡を先生と皆さんとで謡いました。音の取り方が難しいですが、大きな声を出すのは、気持ちがよかったです。 5月3日(土)の午後2時〜3時頃に、神社の舞殿で能楽奉納行事がありますので、皆様のお越しをお待ちいたしております。その時に、「蟻通」を一緒に謡っていただく企画がありますので、ぜひ足をお運びくださいませ。 般若の能面づくりをしました。 般若は、怖い顔をしていますが、実は、泣き顔なのだそうです。 目の穴が小さいので、歩くのが難しいです。 みなさん、すり足、上手にできました。 ポンポンと小鼓の気持ちのいい音が鳴りました。 葵上の解説を詳しくしていただきました。 蝶々の刺繍が入った豪華な装束でした。 般若に変身されたところです。 |