蟻通神社社務所において第2回 能楽体験講座を開かせていただきました。 昨年に引き続き、たくさんの方がご参加くださいまして、誠にありがとうございました。 午前中は、子どもさんの体験で、大鼓、お仕舞の体験と蟻通神社の和歌をテーマにしたカルタづくりをしていただきました。子どもさんの可愛らしい様子を見ていると心が和みます。 午後からは、一般の方々の体験講座でした。 山中先生による能「蟻通」の解説と奥の深い能楽の講義をしていただきました。大鼓の辻先生ご指導のもと、参加者の皆様に、本物の大鼓を体験していただきました。大鼓を打つ右の手を酷使されるので辻先生は、右手と左手の大きさが違うとおっしゃっていました。きれいな良い音を出すのは、難しいのがよくわかりました。 その後、「羽衣」の豪華な衣装を装着されるところを、間近で見せていただきました。山中先生と山下先生のあざやかな手さばきで、能の装束が仕上がっていく様子を見ることができたので、ご参加された皆様も喜んでいらっしゃいました。 そして、手に扇子を持ってお仕舞の基本を教えていただきました。重い装束を着けて舞うのは、かなりの重労働で、先生は、能の公演が終わると体重が3キロ落ちるそうです。 最後に「蟻通」謡の一部分を皆さんで一緒に謡いました。音の上下や伸ばすところなどが難しかったですが、先生の先導してくださる声に合わせて謡うのが楽しかったです。 先生方、ご参加いただいた皆様がた、スタッフの皆様ありがとうございました。 |