<第三十五回 なら芝能に行ってきました> 奈良県庁舎正面広場の芝生舞台で開催されました。 蟻通神社がいつもお世話になっています、山中雅志先生がご出演されました。 演目は「野守」で先生は、前シテ(野守)と後シテ(鬼神)を演じられました。 後シテの鬼神では、蟻通神社所蔵の能面を付けてくださいました。 春らしいよいお天気で、歴史のある土地で野外での能を見せていただいて楽しかったです。 ●「芝能とは」・・・山中雅志先生より 芝能は芝居という単語でも知られるように猿楽田楽は約700年前は芝生の上で演じられたもので興福寺内の般若芝で薪能を奉仕することが今日まで伝えられており、薪能の前身の形態であると言われています。 |