<ホテル日航関西空港での能体験講座>
平成24年4月7日、ホテル日航関西空港で、「初めての伝統芸能 能体験と長者御膳を愉しむセミナー」に参加致しました。 講師は、観世流シテ方の山中雅志先生です。日航ホテルのきれいな場所でセミナーがありました。まずは「能」の基礎知識についてのお話があって、次に泉佐野市にまつわる「蟻通」のご説明。能装束や能面のお話等を楽しくして下さいました。
そして、能の装束の着付けをご参加の男性をモデルにして、詳しく見せて下さいました。能面を実際に付けさせて下さったりなど初めて見たり聞いたりすることが多かったので、大変楽しかったです。
最後に謡「蟻通」の一部分を先生と一緒に謡いました。大きな声を出すのは、気持ちよかったです。
セミナーの後は、和食レストラン「花ざと」の『長者御膳』の、美味しいお食事を頂きました。お土産に「泉佐野長者小判」を頂戴したりなど、有意義な日を過ごさせていただきました。
2階 和彩「花ざと」さんの前に、蟻通神社や、 江戸時代の食野家に関する展示が置かれています。
「蟻通」などで使われる能面です。 「蟻通」の宮守の装束を着装されます。
能装束の特殊な袴
髪は、馬の毛で作られたものだそうです。能面をつけて冠をかぶられると、本物の能楽師の方のようですね。
参加者の方々が能面を体験されています。目の部分が空いていますが、両目で焦点を合わせて見ることが出来ず、どちらか利き目で物を見るということになるので、距離感が分からないそうです。能舞台に柱があるのは、位置や距離の目安にするためなのだそうです。
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