<今日、宵戎は良いお天気でした>
十日戎には「ササ」がつき物で、緑色の竹の枝に、色々な縁起物をとりつけて、「福笹」となります。 商売繁盛や、福徳円満や家内安全を願ってたくさんの方々がご参拝に訪れます。
竹は、冬にも青々とした葉をつけています。私たち日本人は、竹の持つ清浄さ生命力,神秘性を感じとり、神霊が宿るものとさえ信じられてきたそうです。
日本人の竹に対する感性が、いろいろなお祭りや民俗行事に使用され、十日戎の「ササ」も例外ではないそうです。
蟻通神社では、神社の役員さん方が竹を調達して、枝を整理し、福笹にしてくださっています。枝選びがなかなか難しく、姿良く整えるのは、大変だそうです。
また、今日も竹灯篭も設置させていただいたのですが、風のない穏やかなお天気だったで火が長持ちして、大変きれいでした。自然の木を使って作って下さったものは、とても温かみがありますね。
参考資料:大阪春秋昭和56年・今宮戎神社宮司・津江 孝夫宮司様の紙面より
色々な縁起物
戎祭用の立派な幟
かっこいい、ひげがつきました
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神社だより 蟻通神社の権禰宜 2012年01月10日 |
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