今日は、今まであまり目にしたことがない宗教の聖職者をテーマにしたマンガをご紹介します。 読売新聞夕刊やpenという雑誌にピックアップされていたのを見て、早速購入して読みました。題名は、「さんすくみ」で、小学館から発行されています。内容は、神社、お寺、キリスト教の教会の後継ぎの青年3人が繰り広げる、さわやか青春物語です。
読んでいて、「うん、そうそう」と、思わず言ってしまいそうな場面がたくさんあって、作者の方は、現場の事をよく知ってはるなーと感心しました。現実にはどの世界も、もっともっと大変なことがあるのだと思いますが、今まで知らなかったお寺や教会のことも書かれていて、興味深く読みました。
私自身も家業を継いで今に至っているのですが、小さい頃から 「お前が継ぐんやで」 と言われ続けてきたため、学生の頃は、すんなり 「はい」 といえない時もありました。先日、学生時代の拡大クラス会があって、懐かしいメンバーと楽しい時を過ごしました。
近況報告で、「実は、神社の娘で後を継いでいます。」 と言ったら、友人たちがとても応援してくれ、前向きに励ましてくれたのです。私自身は、まだまだ修行中という感じで、自信を持てない時の方が多いので、皆の温かい気持ちが大変嬉しくありがたかったです。
頑張ろうというエネルギーが湧いてきて、久しぶりにブログを更新することができました。大人になっても、褒められたり、応援してくれると嬉しくてやる気が出るし、非難されるとへこんで落ち込むので、子どもはもっとそうだなーと改めて思いました。子どもをあまり褒めずに育てた私は、反省を致しました。
参考資料:「さんすくみ」「読経しちゃうぞ!」 絹田 村子著(小学館)
「pen」 :阪急コミュニケーションズ
「読売新聞夕刊」