<ほぼ完成間近となりました。>
拝殿の修復が間もなく完成となります。 いろいろな分野の匠の技の皆様方に、きれいにして頂きました。
<拝殿とは?>
多くの場合、本殿の手前正面にありますが、本殿と一体化しているものもあります。文字通り神を拝むための施設であります。古くは、存在しなかったそうです。
特別な例として、伊勢神宮や熱田神宮には現在も拝殿はありません。神社仏閣に拝殿が成立したということは、人々の参拝という行為が盛んになったことを意味しています。本殿を前にして拍手をして拝するというのが基本的な身のこなし方で、鈴のある場合は、これを鳴らしたりします。
日本に青銅の鈴が伝来したのは、古墳時代のことで、5世紀以降さかんに作られました。鈴が魔よけになるという信仰は、世界各地にあって、日本でも神を招いて邪気を払うものとされていました。神前に鈴がかけられ、これを参詣者が鳴らして参拝するようになったのは中世以降だと考えられているそうです。
参考文献:神社と神々・実業之日本社
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