<画家中島裕司先生の個展> 「二つの飛鳥」の風景画展が5月29日から6月19日まで開かれていました。自然がいっぱいの美しい風景画が、たくさん展示されていました。
6月22日から6月26日までは、奈良県明日香村の画廊飛鳥で開かれます。
大阪に住んでいながら、近つ飛鳥博物館へ訪れるのは初めてでした。近鉄長野線喜志駅からバスに乗ったのですが、大勢のベテランの山男・山ガールの方たちとご一緒でした。周辺に、山登りのルートがあるのでしょう。 終点の阪南ネオポリス(ネオポリスとは新しい都市という意味だそうです。)で降りると住宅街から途端に緑に囲まれた博物館の入口が見えてきました。 「近つ飛鳥」という地名は、古事記に記載があり、履中天皇の弟(後の反正天皇)が、難波から大和の石上神宮に参向する途中で二泊し、その地を名付けるに、近い方を「近つ飛鳥」、遠い方を「遠つ飛鳥」と名付けたというものだそうです。
「近つ飛鳥」は今の羽曳野市飛鳥を中心とした地域をさし、「遠つ飛鳥」は奈良県高市郡明日香村飛鳥を中心とした地域をさします。近つ飛鳥博物館の周辺は、古墳や重要な遺跡・遺物が数多く分布していて、博物館では、大阪府を中心とする古墳時代から飛鳥時代の古墳などの遺跡に調査・研究の成果を分かりやすく展示した古墳とその時代に関する専門博物館だそうです。
建物は、かの有名な安藤忠雄氏が設計され、展示室を上から見ると前方後円墳の形をしているのだそうです。立派で素敵な建物でした。いろいろなイベントも催されていますので、また訪れてみたいなと思いました。
参考資料:近つ飛鳥博物館のホームページより抜粋させていただきました。
ここを左に曲がると両側が高い壁の通路です。
博物館の玄関です。
そびえる塔「黄泉の塔」
ここからは、中島先生の個展会場の写真です。
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