・約20年ぶりに、神社の舞殿を使って催しをさせていただくことになりました。
「観月コンサート」
日時:平成25年9月21日(土)午後5時30分〜午後7時頃
場所:蟻通神社 舞殿(雨天の場合は、社務所大広間にて)
入場料:協力金として500円(自由席)
駐車場に限りがございますので、公共の交通機関等でお越しくださいませ。
<プログラム>
一 巫女神楽奉納
蟻通神社の氏子さん小学生児童 のお神楽です。
二 紙芝居公演「蟻通伝説」「衣通姫物語」
泉佐野観光ボランティア協会の方々
三 フルートの調べ
竹代芳一所長主宰のグループ(スターゴールド150アンサンブル)
の方々による演奏
四 ギターと尺八が奏でる星の歌
貴志清一先生・田中寛治先生による演奏
五 能の魅力囃子コンサート
鼓舞志座その他ゲスト出演の方々
※ 当日の素敵なチラシです。
たくさんの皆さまのお越しをお待ちしております。
平成二十五年 南都春日・興福寺古儀「薪御能(たきぎおのう)」
5月18日(土)興福寺南大門跡「般若之芝」での薪能の券をお知り合いの方に分けていただいたので、初めて観覧に行ってきました。
古来、薪能といえば、興福寺南大門前の芝生で演じられてきたものを指し、各地の薪能は、戦後これにならったものだそうです。
869年、興福寺修二会で薪猿楽が舞われたと伝えられ、能楽が大成される室町時代には、最も盛況を極めたといわれているそうです。
17日は春日大社舞殿で「咒師走りの儀」18日は春日大社若宮社で「御社上りの儀」が奉納されます。18日午後5時半から興福寺南大門跡「般若之芝」で「南大門の儀」が執り行われます。
この様な儀式は他では見ることができない薪御能だけの特色です。
私は、18日五時半からの儀式を見せていただきましたが、見ている側も、儀式に参加しているような気持ちになり、思わず興福寺衆徒の方々の姿を見つめてしまいました。
観世・金春・宝生・金剛・の能楽四座による能と大蔵流による狂言が演じられました。
興福寺の五重の塔がすぐ側にあって、古都奈良の雰囲気が満載の中での薪御能は、能初心者の私でも非日常の世界を味わえて大変楽しかったです。
小学生の頃からバス遠足と言えば「奈良」でした。その頃は、歴史のある有名な寺社がたくさんあるのに全く興味もなく過ごしてきたので、なんてもったいないことをしていたのだろうと反省しています。
参考資料:薪御能パンフレットより
奈良国立博物館。當麻寺(たいまでら)のすごい宝物がいっぱいでした。
ゆっくり見ることができなかったので残念です。
始まる前の様子です。
準備されているのを見ながら、座席を物色中。
五重の塔が厳かに佇んでいました。
5月3日夕方、泉佐野指定文化財の旧新川家住宅の中庭において「第6回佐野町場ろうそく能」の公演がありました。会場は、たくさんのお客さんで、満席でした。
今年の演目は、「羽衣」でした。 豪華な装束を着けた天女が登場する皆様おなじみのお話です。華麗な舞が見どころの一つで、お囃子とぴったり合って楽しんで見ることができました。
公演の後、山中先生が天女の装束のまま出てきてくださって、一緒に写真をとらせていただきました。
まだまだ能のことはわかっていませんが、舞われる手や足元の動きや顔の動きなどを見られるようになってきました。謡の言葉は、本当は見てはいけないのだと思いますが、解説を目で追いながら鑑賞すると意味がよくわかりました。予習していかないとだめですね。
シテ:天女役の山中先生
新川家のご子孫の方と一緒に
撮っていただきました。
<第三十五回 なら芝能に行ってきました>
奈良県庁舎正面広場の芝生舞台で開催されました。
蟻通神社がいつもお世話になっています、山中雅志先生がご出演されました。
演目は「野守」で先生は、前シテ(野守)と後シテ(鬼神)を演じられました。
後シテの鬼神では、蟻通神社所蔵の能面を付けてくださいました。
春らしいよいお天気で、歴史のある土地で野外での能を見せていただいて楽しかったです。
●「芝能とは」・・・山中雅志先生より
芝能は芝居という単語でも知られるように猿楽田楽は約700年前は芝生の上で演じられたもので興福寺内の般若芝で薪能を奉仕することが今日まで伝えられており、薪能の前身の形態であると言われています。
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