蟻通神社ブログ
今日は、暖かかったですね。
<ようやく、春らしくなってきました> 日差しが暖かく感じられ、気持ちの良い日でした。 神社の境内の植物もやっと春の兆しが現れてきました。
少し膨らんだ桜のつぼみ
例年より遅いような・・・。
さんしゅゆの木
生け花でよく使います。
白椿
何だと思いますか
三椏(みつまた)の木です。(和紙の原料)
見づらいですが、枝が三つに分かれています。
神社だより 蟻通神社の権禰宜 2011年03月29日
三月二十日敬老社人 入座式
<社人とは?> 往古から本社には、社人といって21人の氏子さんの年長男子が大紋直垂を着流し、毎年旧正月に神前に参集して御座と称し、直会物を拝戴する儀式がありました。氏子さんに男子が生まれると、初宮詣をなして座入りをしますが、これが将来21人の社人の候補となりました。
この社人の組織の事を学術用語で「宮座」といい、神社の祭事に関わる村落内の特権的な祭祀集団のことです。宮座の運営は、年齢階梯に基づいて、長老を中心に行われるのがふつうでした。神社の祭にあたって、神事や行事の世話をする人や家を頭屋といい、その選出方法は、くじ引きや、年齢順や、家順など様々でした。通常は、一年交替で行われることから、「一年神主」などという言葉も本には、書かれています。
蟻通神社も私の先祖が宮司を任命されるまでは、宮座が神社を運営し、お守りして下さっていました。現在の社人さんは、その宮座の形が変化して続いているものです。毎年、古希を迎えられた氏子さんの男性の方々が、新しく入座されます。1年間の定例日に神社に参拝され、社人さん同士の親交を深められています。
【今年の入座式の様子です。】
平成23年の入座者の皆様とても70歳には、見えません。皆様お若いです。
先輩の社人の皆様へご挨拶をされている所 カメラに、 笑顔で答えて下さいました。
皆様で新入座者の方をお祝いします。
神社だより 蟻通神社の権禰宜 2011年03月28日
ブログ少しお休みします。
<東日本巨大地震> いつも、このブログを見て下さっている皆様へ。 ブログの投稿を少しお休みさせて頂きます。 この度の大震災で、被害にあわれた方々の事を考えますと、自分自身の事ばかりを考えて、楽しいことをしてはいけないような気がしています。テレビのニュースをただ見ることだけしかできない自分が、なんとももどかしい気持ちです。日が経つにつれ、被害の大きさがどんどん明らかになり、その悲惨さに、本当に言葉に表すことができないです。 亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。
自分にできることをみつけて、少しでもお役に立てたらと思っています。
神社だより 蟻通神社の権禰宜 2011年03月14日
今月のお言葉
<大阪府神社庁よりの今月のお言葉です>
知るを知るとなし 知らざるを知らずとなせ これ知るなり
孔子 『論語』 為政
(意味) 知ったかぶりはせずに、知らないことは知らないと 自覚したうえで、 知ろう、分かろうとすることが大切です。
神社だより 蟻通神社の権禰宜 2011年03月04日
朝、起きると一面の雪でした。
<神社の境内が、雪で覆われました。>
温暖な大阪南部の泉州地域では、大変珍しく、雪が積もりました。小雪がちらつくことは、よくありますが、積もるのは、何年かぶりだと思います。 私もそうですが、このあたりの方々は、雪に慣れていないので、少し積もっただけでも、うろたえてしまいます。 ニュースで雪国の方々や火山の噴火でご苦労なさっている方々の報道を見ると、私が想像する以上の大変さがあるのだろうなと思います。
能舞台と拝殿 拝 殿 太鼓橋
梅の枝 樹木
北の鳥居 馬ぎ 山茶花の枝
神社だより 蟻通神社の権禰宜 2011年02月11日