朝晩めっきり冷え込んできましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
当神社境内の木々も一気に色づき、赤や黄色の葉っぱがにぎやかです。次に雨が降ると散ってしまいそうなので、今が一番見ごろかなと思います。
紅葉のように色づくと喜ばれる木もあれば、逆に色づくと心配な木もありまして、 今年も松の木が何本も枯れてしまいました。そのたびに神社の世話人さん方に切っていただいているのですが。
今も徐々に茶色になりつつある松が数本あって、せっかく大きくなったのに、大変残念です。
これはもみじではなく、錦木です。
「蟻通神社の宝物見学と境内探訪」を昨日行いました。
たくさんの方がご参加くださいました。境内を探訪していただくので、お天気が心配でしたが、大変好いお天気でホッとしました。
観光ボランティアさんの「蟻通明神縁起」の紙芝居、前歴史館館長の先生の蟻通神社の歴史・地域の歴史のセミナー、境内探訪のクイズ、教育委員会の先生による文化財解説などなど。
日本の歴史、地域の歴史など、内容が濃く深いお話をお聞きすることができ、大変勉強になりました。
普段は、ただ目に入って通り過ぎるだけだった、灯籠やいろいろな建造物一つ一つに、歴史的な意味や存在している理由があることを教えていただきました。
他の場所に行っても、物事を注意深く見る目を養わないといけないなと思いました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
神社の歴史・由緒などのお話をしてくださっています
これは何でしょう?クイズの問題に出題されました
文化財の解説をしてくださっています
昨日の夜、雨が降り出したので、お天気がどうなるか心配でしたが、秋晴れのお祭り日和になりました。
太鼓と笛の音が聞こえてくると、ワクワクとしてきます。小さな子供さんから、ご年配の方までだんじりが大好きな方々が、神社に大勢集まってこられました。
今年の宮入りは、長滝西、中、東 の順番でした。それぞれ舞台の周りを無事にまわられ、神事の後、パレードに出発されました。 皆様大変、お疲れ様でした。
巫女神楽奉納
西の番
中の番
東の番
三台が勢ぞろい
長滝には、番や隣組の他にも小路という、集落内をとおる小さな道に面した家々が所属する組織があります。
昔は、笠屋小路・町出・中小路・宮小路・札場小路北出・札場小路南出がありました。
小路に所属している家の人々でも、日常生活を送る上で小路という集団を意識することはほとんどないようです。現在は、中小路(帝釈講)・宮小路(中宮座)・北出(天野座)で、講が行われ、共同体としての小路の氏神の管理運営もされています。
かつては、全ての小路に小祠がありましたが、明治40年に蟻通神社へ全ての小祠が合祀され、蟻通神社の摂社となりました。
天保8年(1837)年の長滝村絵図に、昔の位置のいろいろな小祠が記されています。
昭和初期になると、宮小路の中之宮神社、中小路の帝釈天社、札場小路の天野社は、元々鎮座していた場所に再び勧請され、現在でも小路の神として祀られています。
例年、それぞれ、9月頃に例祭が行われています。
参考資料:「長滝の民俗」泉佐野市史編纂委員会
天野社
帝釈天社
中之宮神社
昨年修理に出されていました、泉佐野市長滝中の番の地車がきれいになって、地元に戻ってきました。
9月9日(日)に蟻通神社で入魂式がありました。
前日より、ご町内の皆様がいろいろなご準備をされ、臨まれました。9日は、天気予報では雨だったので、心配でしたが、暑い夏のような良いお天気になりました。ダンジリのパワーはすごいです。
大勢の方が地車のお披露目にお越しになって、由緒のある地車をじっくりと見ていらっしゃいました。
特徴である四tツ屋根と屋根が上下するからくりをお披露目してくださいました。150年前のダンジリを長滝中の番の方々が、大切に守ってこられたのがよくわかります。屋根が上下するもので、現役で頑張っているのは、このダンジリだけなのだそうです。10月6,7日の本番のお祭りに、きれいな姿をもう一度見ることができるので、楽しみです。
早朝の入魂式の風景です。
長滝中の役員の皆様 方
屋根を一番上にあげたところです。
幟もきれいです。青空が広がってよかったです。
式の後、地車小屋に帰ります。
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