1月13日(日)泉佐野市の旧新川家住宅(泉佐野市指定文化財・泉佐野ふるさと町屋館)にて、暮らしの味わい講座が開かれました。
今回のテーマは、「餅」でした。神社にとってお餅は欠かせないもので、お祭りごとのたびにお鏡餅を神饌としてお供えいたします。土井先生が、お餅にまつわるいろいろなお話をしてくださいました。
私の家でも、6〜7年前までは機械でお餅をついていたのですが、子どもが大きくなったのと手間がかかるのでお餅つきをしなくなりました。つきたてのお餅の美味しさは格別なので残念なことです。
土井先生のお話の中で、杵と臼でついたお餅と機械でこねたお餅では、味わいや食感がちがうということを教えていただきました。なるほど、つくとこねるでは違うというのも興味深いお話でした。
さて、香川県出身の土井勝先生のお雑煮は、あん餅雑煮で、昨日のメインでした。
耳にしたことはあったのですが、あん餅雑煮を食べたのは、初めてでした。
白みそとあんこの入ったお餅が合うのだろうかと思っていましたが、おだしの利いた上品な白みそのお汁と甘みを抑えたあん餅がうまい具合にからみあって、美味しかったので驚きでした。
茶道の初釜などで使われる生菓子に、花びら餅があって(私は大好きなお菓子なのですが)そのお菓子のあんにも確か白みそが使われていたと思います。だから、あん餅雑煮も変わった組み合わせではないのかもしれないですね。
後半は、松本様のためになるお話と藤原様の紙芝居のとても楽しい時間でした。
お餅を食べる人が減っているそうです。
お米(ご飯)の消費量も減っているそうなので、
日本人の食生活もかなり変化しているのだなーと思います。
なのな箱の美味しいおかず
小豆粥もありました。
土井家のあん餅雑煮です
松本様と藤原様
「食野長者物語」を読んでくださいました。
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