蟻通神社ブログ
長滝子ども会様の清掃奉仕
<子ども会の皆様の神社の清掃奉仕> 2,3日前から暑さが戻って、今度は、また半袖のパジャマを引っ張り出してきました。いったん涼しくなったので、残暑が身体に堪えますね。皆さま体調には、お気をつけくださいませ。
今日は、残暑の厳しい中、長滝 なか・にし・ひがし の子ども会の皆さまが神社の清掃に来てくださいました。
10月8・9日にある秋祭り(だんじり)に向けて毎年、神社の境内をきれいにしてくださいます。神社に元気なお子様の声が響くと活気が出てこちらもエネルギーをもらいます。
暑い中、本当にありがとうございました。
本殿の中
冠ケ淵の手前の杜
北の鳥居
冠ケ淵
摂・末社さん
社務所の裏
本殿の裏
北参道
今年も松が枯れてしまいました。
馬繋ぎ
神社だより 蟻通神社の権禰宜 2011年09月11日
重陽の節句
<9月9日は重陽の節句でした>
重陽(ちょうよう)の節句は、五節句のひとつです。しかし、現在の日本では、9月9日だからと言って、とくに何か目立った行事をすることが少ないように感じます。その理由を調べてみるのも面白いかもしれません。
さて、重陽とは、易でいう陽数の極である九が重なることで、重九(ちょうく)ともいうそうです。昔中国では、奇数を陽の数としていたので、陽の極である九が二つ重なる9月9日は、大変にめでたい日とされました。邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾り、酒を酌み交わして祝ったとされています。
日本へは、平安の初めに伝わり、宮中の儀礼となり、「寒菊の宴(重陽の宴)」が催されました。菊酒を飲んだり、菊の香りを含ませた綿で身をぬぐう被綿の風習などもあり、邪気を払い延命長寿を願います。菊節句ともいわれます。
私が習っている華道の流派では、伝統的な季節ごとの花をいけて楽しみます。9月9日はいわれの通り菊の花を用いた、いろいろな花態をいけます。それぞれの季節のお花を見ると、ホット心が和みますね。
お宮の四方山話 蟻通神社の権禰宜 2011年09月10日
牛神祠(ほこら)について
<奉納された子孫の方に出会いました。>
先日の台風12号は各地に甚大な被害をもたらしました。被害にあわれた方々へ心よりお見舞いを申し上げます。 9月8日は、秋分前の15日目にあたり、二十四節気の白露(はくろ)といいます。白露は「しらつゆ」の意で、このころ秋の気配が加わり、野草に宿るしらつゆが、秋の趣をひとしお感じさせるというところからきたそうです。ついこの間まで、エアコンなしでは寝苦しいほどだったのに、朝晩めっきり涼しくなり、慌てて長袖のパジャマを探しました。お昼間との気温差が大きいので、皆さまお風邪などひかれませんように。
さて、今日のテーマは、牛神さんの祠についてです。境内の東北に鎮座しています。
先日偶然、その牛神さんの祠を奉納して下さった方の6代後にあたる子孫の方にお会いしました。ご家族の方やご本人が年に何度もご参詣下さっているのに、なかなかお会いする機会がなくて、私がお会いするのは初めてでした。その方にいろいろお話を伺うことができまして、大変うれしかったです。 大正12年生まれとお聞きしましたが、かくしゃくとされていて、大変お元気でした。牛神祠を奉納された理由は、わからないそうです。昔、長滝村で飢饉が起こったときその方のご先祖や村の何軒かある庄屋さんが、困っている人々にお粥をふるまわれました。 そのことを聞いた岸和田藩主がご先祖をお城によんで、お褒めになられたそうです。古来より、助けられる立場にいる人は、困っている人をお助けするという奉仕の活動をされていたことをお聞きして感動しました。
牛神ほこらです。家内安全・五穀成就と彫られています。
郷土・長滝のお話 蟻通神社の権禰宜 2011年09月09日
長滝駅のスタンプ
<JR阪和線 長滝駅>
昭和5年(1930)に、当時阪和電気鉄道(現JR阪和線)と呼ばれていた天王寺・東和歌山線が、開通することになりました。 新駅の誘致をめぐっては、紆余曲折があったようなのですが、昭和5年ここ長滝村にも新駅が設置されることになりました。
その長滝駅の窓口近くに記念スタンプがあります。1年位前、何気なく見たら、なんと蟻通神社のことをテーマにしてくださったスタンプでした。スタンプのデザインは、ちょうど南側の鳥居から本殿を見た風景かなと思われます。長滝駅に行かれましたら、お探しになってくださいませ。
駅員さんにお許しをいただいきましたので スタンプを紹介させていただきます。すみません。少し斜めになってしまいました。
郷土・長滝のお話 蟻通神社の権禰宜 2011年08月28日
産経新聞さんの朝刊に載せていただきました。
<朝刊の記事 & ラジオ放送>
約1週間前の8月11日(木)の産経新聞朝刊・大阪版の紙面に、蟻通神社の記事を載せていただきました。
内容は、画家中島裕司先生が製作してくださった本殿の板絵のことを中心に、蟻通神社の故事・伝説なども詳しく書いて頂いています。新聞記事を見られた、ご近所の氏子さんにも 「記事見たよ〜」 と声を掛けていただきました。
神社で当日の新聞記事を保管しておりますので、ご興味・ご関心のある方は、神社関係者にお声を掛けてくださいませ。
またその日、毎日放送ラジオの人気番組 「ありがとう浜村淳です」 の放送の中で、かの有名な浜村淳さんが、『蟻通神社』のことを話題にして下さったそうなのです。
非常に残念なことに私は、その放送を聴いていなかったのです。しかし、蟻通神社の氏子総代さんやお知り合いの奥様が聴いて下さっていて 「放送されていたよ」 と教えていただきました。
『ありとおし神社?』 ・・・・・どんな字書くの? どこにあるの? いわれは何?などとよく聞かれます。私どもの力不足で神社のことを皆様に知って頂く努力をしてこなかったので当然のことだと反省しております。
今回採り上げていただいたことを励みに、氏子崇敬者の皆様に親しんでいただける神社にしていかなければならないなと、改めて思いました。
最後になりましたが、お世話になりました産経新聞の皆様ありがとうございました。
そして、浜村淳様・スタッフの皆様ありがとうございました。
お知らせ 蟻通神社の権禰宜 2011年08月19日