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蟻通神社ブログ

第6回 能楽奉納がありました

5月3日(金・祝)午後2時過ぎから「第6回 能楽奉納行事」が行われました。

今年は、奉納の前に子供さんたちに楽しんでいただけるよう、ミニ鉄道を走らせていただきました。

ミニ鉄道をお持ちの知人の方が早朝から来てくださって列車を走らせる準備をしてくださいました。地面が平面でないところが多かったので、レールの微調整を何度もしていただきました。お世話になりましてありがとうございました。

私も始めて見せていただいたのですが、本物そっくりのミニ版でとてもリアルなことにびっくりしました。お子様たちがたくさん来てくださって楽しんでいただけたのが、何よりでした。 

神社舞殿での奉納は、今年で6回目となります。今年は、大変よいお天気に恵まれ、青空の下で気持ちのよい一日でした。

大変遠方の、兵庫県西宮市や大阪府堺市からおいでくださった方もいらっしゃって 、うれしかったです。能楽師の方々が、この神社の境内は、音がよく響いてきれいに聞こえますとおっしゃっていました。小鼓や太鼓の音も境内全体に広がって、心地よい空間となっていました。

今年の初めての試みとして、4月6日、4月27日に「蟻通」の謡をお稽古して下さった皆様と山中先生が一緒に謡を謡って奉納してくださいました。

ご観覧の皆様が声を合わせて謡って下さって、神社の関係者として大変ありがたいことだと思いました。

来年も続けていただけたら嬉しい限りです。

   謡われる声と小鼓の音がとてもきれいでした。

 

    おなじみの独鼓「蟻通」です。

今年は女性能楽師の方が謡ってくださいました。 

 

  小学2年生の方のお仕舞い(2歳からお稽古)

  

  早朝から入念に、ご準備してくださいました。

 

      ミニ新幹線の運行チェック

 

 

 蒸気機関車は、本物の石炭を燃料にして走らせるので、

 運転が難しいそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神社だより 蟻通神社の権禰宜 2013年05月05日



第2回 能楽体験講座を開催いたしました。

蟻通神社社務所において第2回 能楽体験講座を開かせていただきました。

昨年に引き続き、たくさんの方がご参加くださいまして、誠にありがとうございました。

午前中は、子どもさんの体験で、大鼓、お仕舞の体験と蟻通神社の和歌をテーマにしたカルタづくりをしていただきました。子どもさんの可愛らしい様子を見ていると心が和みます。

午後からは、一般の方々の体験講座でした。 山中先生による能「蟻通」の解説と奥の深い能楽の講義をしていただきました。大鼓の辻先生ご指導のもと、参加者の皆様に、本物の大鼓を体験していただきました。大鼓を打つ右の手を酷使されるので辻先生は、右手と左手の大きさが違うとおっしゃっていました。きれいな良い音を出すのは、難しいのがよくわかりました。

その後、「羽衣」の豪華な衣装を装着されるところを、間近で見せていただきました。山中先生と山下先生のあざやかな手さばきで、能の装束が仕上がっていく様子を見ることができたので、ご参加された皆様も喜んでいらっしゃいました。

そして、手に扇子を持ってお仕舞の基本を教えていただきました。重い装束を着けて舞うのは、かなりの重労働で、先生は、能の公演が終わると体重が3キロ落ちるそうです。 

最後に「蟻通」謡の一部分を皆さんで一緒に謡いました。音の上下や伸ばすところなどが難しかったですが、先生の先導してくださる声に合わせて謡うのが楽しかったです。

先生方、ご参加いただいた皆様がた、スタッフの皆様ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お知らせ 蟻通神社の権禰宜 2013年04月27日



今日は祈年祭でした

祈年祭とは

古くは、「としごいのまつり」と読み、奈良時代からの伝統をもつ祭儀で、穀物、とりわけ稲が豊かに実ることを祈る祭儀です。その伝統は今も続いており、宮中はじめ全国の神社で祈年祭が執り行われ、皇室および国家、国民の安泰もお祈りします。「春祭り」とも称され、現在は2月17日に行われます。

古代社会では稲作が産業の中心でしたが、現代では諸産業がさまざまに発展しているため、あらゆる産業の発展と国力の充実を祈願しています。

                  参考:「神社のいろは」扶桑社 より

 

一般の神社では、各神社ごとにそれぞれの日程で、祈年祭を行っております。蟻通神社では、ご近所の同じ支部の神職様に助祭に来ていただいて、お祭りを執り行っております。

今日は、朝から風が強く、準備していた茣蓙や装飾品が風にあおられ、あたふたとしましたが、雨が降らなかったのでよかったです。

昨日の地震は大変驚き、朝が弱い私も思わず飛び起きました。南海地震か?とその後もしばらくドキドキしていました。本当に地震は、突然やってくるのだと改めて実感。大災害でなかったのが何よりです。被害にあわれた方々のご無事をお祈りいたします。

 長滝中・西・東の町内会長様も参列してくださいました。

 

 これから祭典が始ります。拝殿に参進されているところ。

 

 

 神社の宮座組織の社人さん方も祭典に参列してくださいます。

 

お知り合いの方に いただいた日本サクラソウが

満開になりました。可憐な花です。

「有明」という名前がついていました。

 

 

 日本サクラソウを地植えにしました。

(でも地植えには向かないのかもしれないです。 )

神社だより 蟻通神社の権禰宜 2013年04月14日



謡曲「蟻通」の体験講座

<謡曲「蟻通」を謡ってみませんか>の体験講座がありました。

観世流シテ方の山中 雅志先生御指導のもと、「蟻通」の一部分を御指導いただきました。

世阿弥作、能「蟻通」のストーリーの解説や、 大阪南部泉州地域の風土、謡の独特の節回し、譜面の記号などを教えていただき、皆様ご一緒に声を出して謡いました。

 

先生が謡いだされると空気がシーンとして、思わず鳥肌が立ちました。先生の声が素晴らしくて、脳内からアルファー波がたくさん出たと思います。 

謡の音の高低や、伸ばし方などかなり難しかったですが、大きな声を出すと気持がよかったです。 

今日、御参加くださった皆様には、5月3日の奉納行事のときに一緒に謡っていただく予定です。

どうぞ見学にお越しくださいませ。

 

 

 

 

 

 

神社だより 蟻通神社の権禰宜 2013年04月06日



蟻通神社社人入座式

<平成24年度 社人入座式>

平成24年度に70歳(古希)を迎えられた氏子崇敬者の方々が、古来より続いている宮座組織にご加入されました。

皆様70歳と思えないほど若々しくてお元気です。私も皆様にあやかって元気で頑張りたいです。

 

 

 

 

 

 

神社だより 蟻通神社の権禰宜 2013年03月20日



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