<平成29年3月20日(月)入座式がありました。>
蟻通神社に古くから存続している、宮座である敬老社人さんに新しく入座される方の入座式を採り行わさせていただきました 。
現在は、超高齢社会で、古希を迎えられても皆様若々しく敬老という言葉はまだまだ先のようにお元気でいらっしゃいます。
宮座はいつから存在していたのかは、定かではありませんが、神社の状況・社会の変遷の影響を強く受け、古文書に残っている江戸時代とは存在理由や形態も変化し、少しずつ変革をしていかなければならないのだろうと考えています。
長老の方々は、月1回の社人参拝日をとても楽しみにしてくださっているので、そのお気持ちに応えられるようにしたいなあと思っています。
現在社人さんの中で、最高齢の97歳の方が数十年ぶりにご参拝くださいました。お顔を拝見するだけで有難い気持ちになりました。
<平成29年3月19日(日)に竣工式をご斎行申し上げました。>
・長らく、神社にそばにありました、長滝消防団の消防車庫が新築移転されました。
<泉佐野市消防団長滝分団車庫>です。
その場所は、先ごろ閉園になりました、泉佐野市立長南保育所の跡地です。
私が幼い頃は、長南幼稚園でした。又、その前は、小学校でした。跡地にある巨木2本は、戦前からあったそうです。2本とも、大事に残してくださっていました。
近代的で機能的な建物となり、大きな道路に面していて、機動力が一段とアップされました。
長滝消防団の歴史は古く、長瀧村消防組の石碑が神社の境内に奉納されています。
地域の方々のため、危険を伴うお仕事を引き受けてくださっている皆様方に感謝の気持ちを込めて、竣工式を勤めさせていただきました。
当日は、穏やかな暖かい日で、千代松市長様はじめたくさんのご来賓、ご招待の方が参列なさいました。
ご準備に関わられた皆様方、大変お疲れ様でございました。
3月18日(土)の歴史報告会には、たくさんの方がお出で下さいました。
井田先生の平安時代・鎌倉時代の長滝は、貴重な文献に基づいた、およそ1000年前の長滝やその周辺の様子、当時の京の都の貴族たちとのつながりなど、とても興味深いお話の連続でした。
樋野先生の江戸時代の蟻通神社では、岸和田藩とのつながり、私の先祖がくじで専任の神職に当たりやむを得ず神主をひきうけたこと、当時創建された宗福院という神宮寺と神社と村の出来事などでした。今の私たちと変わらない人々の暮らしが想像できて、お話の途中、時には笑いも起こったりで時間の過ぎるのも忘れるほどでした。
お2人の先生をはじめ、泉佐野の歴史と今を知る会の方々の長年にわたる、地道な調査・研究のおかげで、泉佐野、長滝、蟻通神社、泉州地域のことがいろいろな方に伝えられ、引き継がれていることがよくわかりました。先生方、スタッフの皆様、ご参加下さった皆様、本当に有難うございました。
本日、展示する資料は、2年前に歴史館いずみさので展覧会をしていただいた時の物も並べさせて頂きました。長年放置されていた雑多な古文書等も学芸員の先生方やボランティアの方々、井田先生が丁寧に整理してくださいました。
今回発表くださる方は、初代歴史館館長の樋野修司先生と泉佐野の歴史と今を知る会代表の井田寿邦先生です。
古い資料の整理や解読は、自分ではできないので、本当に感謝しています。
泉佐野の歴史と今を知る会様の今までに発行された本を展示販売くださいます。
歴史報告会で展示する物を検討中です。
戦前の昭和17年の神社周辺の図面が出てきましたので、置かせていただこうと思っています。
ページ : 01 |
カレンダー
記録者
最新の記事
過去ログ