蟻通神社ブログ
敬老社人入座式
<3月20日、社人さんの入座式がありました。>
蟻通神社祭祀組織として、古来より敬老社人という制度があります。満70歳の古稀を迎えた男子の方が、毎年新しく加入されます。
この社人制度は、昔は、長滝東・中・西の各番から7名ずつの年長者が寄って21名で構成されていました。一人が欠けると一人が加入という制度で、加入式も定期的に行われていたわけではありませんでした。
その後、大正時代になって長滝全体から21名の年長者を選ぶように改編されました。そして、戦時中の中断を経て、満70歳以上のすべての男性に社人加入の門戸が開かれました。昭和27年当時で35名、現在では、100名を超える大勢の方々で組織されています。
今日、古稀を迎えられた皆様の入座式が行われました。70歳とは、とても思えないほど皆様若々しいです。私も皆様にあやかって、いつまでも元気に過ごしたいです。
今日は、お天気だったのでよかったです。
社務所で、ご挨拶をされています。
神社だより 蟻通神社の権禰宜 2012年03月20日
昨日は、節分祭でした。
<昨日2月3日は、節分祭の行事がありました。>
厳しい寒さが少し和らいで、風がなかったので、ありがたかったです。蟻通神社でも、毎年節分祭の行事をおこなっています。大きなイベントはないのですが、ご参拝の方が、お参りに来てよかったと思っていただけるようにご奉仕させていただければと考えております。寒い中、ご参拝いただいた皆様ありがとうございました。
神社の役員さん方が準備をしてくださっています。
竹灯籠にろうそくを灯しました。
今年初めての試みで、ご参拝の方に甘酒をふるまいました。
舞台の周囲の提灯がきれいです。
神社だより 蟻通神社の権禰宜 2012年02月04日
蟻通神社で消防訓練
<平成24年1月22日(日)消防訓練が実施されました>
「文化財防火デー」を前に、長滝の蟻通神社で泉佐野市消防本部・長滝消防団・長滝町内会・神社世話人の方々による消防訓練が実施されました。
大きなはしご車も出動されました。隊員の皆様の真剣で、緊迫感に満ちた訓練の様子を拝見していますと、私たちも身が引き締まる思いでした。
神社をお守りする者として、改めて火災予防を心がけていきます。訓練に参加された皆様、ありがとうございました。
平成24年1月23日の読売新聞朝刊泉州版に昨日の消防訓練の記事が掲載されています。
下の画像は、消防本部の方が撮影した写真を、お借りいたしました。
立派なはしご車でした
放水されています。
消火器の説明をして下さっています。
神社だより 蟻通神社の権禰宜 2012年01月23日
十日戎が終わりました。
<残り福の今日は、寒かったです。>
神社の数々ある行事の中で、1番大きな行事の中の一つが、十日戎です。今日無事に戎さんが終わりました。神社の役員さん、役員さんの奥様方は、朝から晩まで、熱心にご奉仕して下さいました。皆様お疲れ様でした。
たくさんの方が神社にご参拝に来て下さいました。ありがとうございました。
次の神社の大きな行事は、2月3日の「節分祭」です。寒い中ですが、ぜひご参拝下さいませ。
神社だより 蟻通神社の権禰宜 2012年01月11日
蟻通神社の十日戎
<今日、宵戎は良いお天気でした>
十日戎には「ササ」がつき物で、緑色の竹の枝に、色々な縁起物をとりつけて、「福笹」となります。商売繁盛や、福徳円満や家内安全を願ってたくさんの方々がご参拝に訪れます。
竹は、冬にも青々とした葉をつけています。私たち日本人は、竹の持つ清浄さ生命力,神秘性を感じとり、神霊が宿るものとさえ信じられてきたそうです。
日本人の竹に対する感性が、いろいろなお祭りや民俗行事に使用され、十日戎の「ササ」も例外ではないそうです。
蟻通神社では、神社の役員さん方が竹を調達して、枝を整理し、福笹にしてくださっています。枝選びがなかなか難しく、姿良く整えるのは、大変だそうです。
また、今日も竹灯篭も設置させていただいたのですが、風のない穏やかなお天気だったで火が長持ちして、大変きれいでした。自然の木を使って作って下さったものは、とても温かみがありますね。
参考資料:大阪春秋昭和56年・今宮戎神社宮司・津江 孝夫宮司様の紙面より
色々な縁起物
戎祭用の立派な幟
かっこいい、ひげがつきました
神社だより 蟻通神社の権禰宜 2012年01月10日